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私が使っているPCガジェット類
作業環境で実際に使っている・気になっている周辺機器などをまとめました
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エクセルの画像にかけたぼかしは、あとから戻せるのか?
手順書に貼るスクリーンショットの氏名やメールアドレスを、アート効果のぼかしでつぶす
画面の上では、これでちゃんと読めなくなります
でも、そのファイルをそのまま渡していいのかは、また別の話なんです
気になって、記事用に作ったサンプルのブックを展開してみたら、思っていたより分かりやすい形で残っていました
出てきたのは、ぼかす前の画像そのもの
536KBのPNGが、加工されないまま同じファイルに入っていました
ジャベ雄見た目が隠れているのと、消えているのは別です
先に結論から
アート効果のぼかしは、元の画像に効果を重ねて見せているだけ
だから、ぼかしただけのブックをそのまま配ると、隠したつもりの個人情報も一緒に渡ることになります
ぼかしても、ぼかす前の画像はExcelファイルの中に残っています
変わったのは見た目だけで、データが減ったわけではありません
ぼかしは図のリセットで外せる、という説明もけっこう見かけます
保存する前の変更なら、たしかにそのとおり
でも、保存して人に渡ったあとで同じことが起きるかは、私も試していません
なので、この記事ではボタンの効き方を根拠にしないことにしました
確かめたのは、ファイルの中身のほう



根拠はボタンの挙動ではなく、ファイルの中身に置きます
トリミングについては、Microsoftの公式ヘルプに逐語で書かれています
画像のトリミングされた部分はファイルから削除されず、他の人に見られる可能性があります。
出典はOffice で画像をトリミングする(Microsoft サポート)
切ったつもりの部分は、ファイルに残っている
同じヘルプの画像のファイルサイズを小さくするページには、図の圧縮に編集用のデータを破棄するという選択肢があって、破棄したあとで元に戻すには画像を入れ直すしかない、と書かれています
裏返せば、破棄しない限り編集用のデータはファイルの中にある、ということになります
ただ、公式がここで書いているのはトリミングの話まで
アート効果のぼかしについて、元の画像が残るとまでは書いていません
だから、ここから先は自分で開けて確かめるしかなかったんです



公式が言い切っているのは、トリミングまでです
使ったのは、記事用に自分で作ったサンプルのブック
1枚の画像を複製して重ね、上の何枚かをトリミングしてぼかした、よくある作りだったりします
そのファイルを展開して、中に何が入っているのかを1つずつ見ていきました
まず前提から
拡張子が .xlsx のファイルは中身がZIP形式の圧縮ファイルで、展開するとシートの定義や画像がファイル単位で並びます
画像は、だいたい xl/media というフォルダにまとめて置かれる作り
つまり、Excelで開かなくても中の画像は取り出せる
専用のツールも要りませんし、受け取った人のパソコンでも、そのまま開けてしまいます
※この記事は中身を確かめた記録で、操作の手引きではありません
拡張子を書き換える作業は、戻し忘れるとブックが開かなくなることがあります
試すならコピーしたファイルで、元のブックは触らないほうがいいと思います


一覧に並んでいたのは6ファイル
別のシートで使った画像も混ざっているので、ぼかしたシートに関わるのはこのうち3つです
xl/media を開いて最初に目に入ったのが image2.png、536KB
そのまま開いてみたら、ぼかす前のサンプル画像そのものでした
トリミングもされていない、フルサイズのまま
重ねた画像のいちばん下に敷いた1枚が、加工されずにそのまま同梱されている
画面では上の層に隠れて見えないのに、ファイルの中では独立した1つの画像として並んでいます
やっぱり、ここがいちばん怖いところだと思います


もう1つ出てきたのが hdphoto1.wdp、372KB
.wdp は JPEG XR という画像形式で使われる拡張子です
ぼかしをかけた4枚の図が、どれもこのファイルを参照していました
図の定義を見ると、ぼかした図には効果を表す artisticBlur と、別の画像を指す imgLayer が入っていて、その参照先がこの .wdp
画面に出ているぼかし後の見た目は、また別の image3.png(404KB)のほう
中身をデコードして絵として確認したわけではないので、効果をかける前の画像とみられるデータ、というところまでにしておきます
そのうえで言うと、加工前の写しをファイルが持ち続けているみたいなもの
ぼかした図が別のデータへの参照を持ったまま保存されている、という事実は変わりません


| ファイル | 大きさ | 中身 |
|---|---|---|
| xl/media/image2.png | 536KB | ぼかす前のサンプル画像そのもの、いちばん下に敷いた1枚 |
| xl/media/hdphoto1.wdp | 372KB | ぼかした図が参照している、効果をかける前とみられるデータ |
| xl/media/image3.png | 404KB | 画面に表示されているぼかし後の見た目 |
見えていたのは、3つ目だけなんです
上の2つは画面のどこにも出てこないのに、受け取った人が開けば、ちょっと拍子抜けするくらい簡単に出てきます
切り落としたつもりの部分とかも、ちゃんと残っていました
図の側に、元の画像のどこを表示するかという範囲の指定が入るだけで、参照している画像は xl/media にフルサイズのまま
切った部分はファイルから消えない、と公式が書いているとおりの形が、そのまま入っていたわけです
ここまでを並べると、こうなります
どれも、ボタンが効くかどうかとは関係のない話
ファイルの中に何が入っているか、それだけで決まります



ごく普通に重ねてぼかしただけのブックで、ここまで残っていました
消し方は1つ
重ねた画像を1枚の図に統合して、材料にした画像を消す
これだけです
統合まで済ませたシートも、同じように確認してみたら、中身がすっきり変わっていました
図は1つだけ、参照先も image5.png(1,384KB)の1ファイルだけ
artisticBlur も imgLayer も、トリミングの範囲指定も残っていない
ぼかした部分も素のまま残した部分も、画素として焼き付いた1枚になっていました
ただ、統合しただけでは足りないんです
この統合後の1枚と、さっきの image2.png・hdphoto1.wdp は、同じ1つのブックの中に同時に入っていました
別のシートに材料が残っていれば、xl/media には原本も効果前のデータも並んだまま
材料を消したあとに、xl/media から本当に消えるのかまでは確かめていません
なので、言えるのは統合だけで終わらせず、材料の削除まで含めて1セット、という必要な手順の話なんです
これで配れる状態になった、という保証まではできません
私が決めたのは、作業に使ったブックそのものは配らないこと
配るのは統合後の図か、そこから書き出したPNGだけ
重ね方から統合までの操作は、手順として別記事にまとめています
この記事のほうは、その最後の2つ(統合と材料の削除)がなぜ要るのか、という話でした





統合して、材料も消す
そこまでやってから、配るものを選びます
Excelのファイルは、画面に出ていないものをけっこう抱えます
同じ性質の話として、コピペのたびに条件付き書式のルールが増えていく件も別記事に書きました
ぼかしたあとに、配るファイルそのものをもう一度見る
その1手で、うっかりはかなり減らせると思います
PythonとExcelを中心に仕事に役立つ業務ツールや自動化、スクレイピングツールの作成を受注していて、クラウドワークスでは気が付けば100件以上のお仕事を受注してきました!
会社員をやりながらの副業なので時間の捻出は相応ですが、クライアントの方々と近い立場でこちらからも提案しながら活動していますのでお悩みあれば是非ご相談ください
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