PowerToysはオープンソースソフトなんですがMicrosoft社が作成している標準機能を目指したけど搭載されなかったアプリが詰め合わせになっています
標準機能を目指していただけあって使い勝手がいいものも多く、個人的にはなんで搭載しないんだろうと思うものもありインストール推奨です
ダウンロードサイト
機能が多すぎるので最初にダウンロードサイトの紹介です
Microsoftが作成したアプリとしてMicrosoft StoreとGithub上のMicrosoftページに公開されていて、どちらでも変わらないと思いますが私はMicrosoft Storeからダウンロードしました
機能一覧
このページを書いている時点のv0.88.0で機能一覧を書いていきますが結構な頻度でバージョンアップしているので適当なタイミングで更新していきます
使ってない機能は省略しますがこちらも気が向いた時に更新していきます

システムツール
Advanced Paste(☆☆☆☆☆)
クリップボードの文字をプレーン テキスト、マークダウン、JSON、.txt ファイル、.html ファイル、または .png ファイルとして、UX または直接キーストローク呼び出しで直接貼り付けることができます
クリップボードの画像からテキストを直接抽出して貼り付けることもできるそうですがOpenAI キーが必要
私は一度も使ったことなくて、正直VSCode使ってればフォーマット機能で十分
Awake(★☆☆☆☆)
パソコンの設定を無視して起動しっぱなし、画面をスリープ無効にできる
使いどころは微妙ですが一日だけ起動したままにしたい時とかでしょうか
ColorColor Picker(★★★☆☆)
画面上の色コードを取得できる
形式はRGBは当然ながらHEX、HSL、HSV、CMYKなど多様な形式に対応できるのでブログやプレゼン資料で色にこだわる人には地味にありがたい
PowerToys Run(☆☆☆☆☆)
タスクバーにある検索ウィンドウをファイル検索多機能にしつつ画面上のどこにでも召喚できる
私は使う機会がありません・・・
スクリーンルーラー(★☆☆☆☆)
画面上の色の境界を検知して距離を測ってくれる
スクショを多用するような人には使い道がありそうですが、実際はスクショ撮った後に加工する方が効果的なのでこれもあまり使う機会がなさそう
Shortcut Guide(☆☆☆☆☆)
いつでもどこでも使えるショートカットキーを償還できる
極端にマウスを使わない人にはいいかもですがこれも使ったことがない
Text Extractor(★★☆☆☆)
いわゆるOCR
無料で使えるのはありがたいんですが精度が微妙・・
ZoomIt(★★☆☆☆)
画面のキャプチャを取った後にズームにしたり手書きしたり切り抜きしたりできる
もともと単独のアプリだったのをv0.88でPowerToysに統合されたらしく、これは人気があるからなのかないからなのか・・・
まだ使ったことはないですが説明を見ている感じ悪くなさそう?
ウィンドウとレイアウト
Always On Top
指定したウィンドウを常に最前面にしてくれる
私はデュアルモニターを利用していて常にNetflixやYoutubeを垂れ流してるので結構重宝してます
トリミングとロック(☆☆☆☆☆)
選択した範囲を連動している別画面として作成できる
イマイチ使い道がわかってません
FancyZones(★★★★★)
A型の私にはドはまりな機能
PowerToysより柔軟性は劣るもののWin11から標準機能として搭載されたウィンドウを所定の所作でドラックすると設定していた画面位置・サイズでフィットさせてくれます
これがあるので動画を流しているウィンドウを毎回決まった位置・サイズにできたり、ブログではブラウザのサイズをスクショ撮ると1200×630のサムネサイズになってくれる設定もできます
いつも決まった状態が好きな細かい人にはおススメです
ワークスペース(★★☆☆☆)
簡単に言うと一括アプリ起動機能
作業用とかで決まったアプリを複数起動することが頻繁にある人にはハマりそうですが私はせいぜい2~3なのでそこまで
入出力
Keyboard Manager(☆☆☆☆☆)
キー入力(Aボタンを押すとBで入力される)やショートカットキーを独自に編集できる
普通のキーボードでこれをやるとわけわからなくなりそうなのでプログラマブルキーボードとかを買った方が良いと思う
マウス ユーティリティ(★★★☆☆)
マウスを補佐してくれる
機能としては4つあって、どれも地味に役立つもののどれか1つでもいいかなと思う
- マウスのカーソルの位置を強調表示で教えてくれる
- クリックした時に蛍光ペンで強調してくれる
- ミニ画面を指定した任意の場所に一発ジャンプしてくれる
- マウスポインタ―に十字線を付けてわかりやすくしてくれる
境界線のないマウス(★★☆☆☆)
一つのマウスで複数のパソコンを跨いだ操作ができるようになる
正直複数パソコンを同時起動してりようする機会なんて限られてるし、マウスだけ跨いで操作できたところでと思うんですが・・・
Quick Accent(☆☆☆☆☆)
よくわからん
ファイル管理
File Explorer add-ons(☆☆☆☆☆)
よくわからん
File Locksmith(☆☆☆☆☆)
よくわからん
Image Resizer(★★★☆☆)
画像ファイルのサイズを一括で変更してくれる
ブログなんかで画像を多く取り扱う人には地味に役立つ機能
New+(★★☆☆☆)
事前に準備しておいたフォルダ・ファイルセットを新規作成できる
正直コピペでいい気がする
プレビュー(★★☆☆☆)
特定のファイルに対して高速に起動するプレビュー画面を表示できる
確かに早いけどプレビューだけ見てもなって気もする
PowerRename(★★★☆☆)
一括でファイル名を変更できる
正規表現も使えて地味に役立つんですが正直使う機会があまりないのも事実
詳細
システム領域の操作ができる機能群
Command Not Found(☆☆☆☆☆)
よくわからん
環境変数(★☆☆☆☆)
環境変数の操作ができる
普通のメニューより少し操作しやすいけどそもそも環境変数を操作する機会がほぼない気がする
ホスト ファイル エディタ(★☆☆☆☆)
hostsファイルの操作ができる
hostsファイルなんて普通にパソコン使ってる人にはほぼ無縁なので環境変数以上に使う機会ないと思う
レジストリ プレビュー(★☆☆☆☆)
レジストリの操作ができる
レジストリは基本触らない方がいいし、触れる人はレジストリエディタで変更すれば問題ないと思う
あとがき
機能自体はかなり多いしMS純正なのは安心なんですが実際に使う機能は小数なのが本音
でもさすが標準機能として目指した機能なのでハマる人にはなくてはならない機能になると思います
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